
「日本のひなた宮崎県」と言われるほど温暖な気候の宮崎県は、南北に広がる豊かな大地と海に面した恵まれた環境にあり、宮崎牛をはじめ、鶏や豚、野菜やフルーツなど数々の名品を生み出す、まさに食材の宝庫だ。今回宮崎県は、マンゴーをはじめとする春に食べたい宮崎の食材を紹介している。
宮崎を象徴するフルーツ「マンゴー」が4月に解禁

宮崎ブームの一翼を担うほどに成長した「完熟マンゴー」は、樹上でしっかり熟し、自然に落果する瞬間をネット袋でキャッチしたものを出荷しており、完熟の濃厚な甘みや香りが特長。

この中でも、糖度15度以上で大きさや見た目に優れたものが、「太陽のタマゴ」としてみやざきブランドに認証されている。

4〜8月が旬の「太陽のタマゴ」は、毎年4月の初競りから販売が解禁される。昨年は4月17日に初競りが行われ、宮崎中央卸売市場で1箱(4L2玉、約1キロ)52万5,000円で競り落とされた。今年の解禁も4月を予定している。
また、5月25日は、マンゴー(5)食べてニッコリ(25)の語呂合わせと、出荷最盛期となることから、「みやざきマンゴーの日」として日本記念日協会に登録されている。
マンゴー以外の宮崎春グルメ

宮崎県の初かつおの旬は、2〜5月。宮崎では2~3月頃になると、黒潮に乗って北上するカツオが全国に先駆けて水揚げされるようになる。地元では主に、やわらかくもちっとした食感がとてもおいしい“刺身”や“たたき”にして食べられるという。日南市は古くから漁業を中心に栄え、中でも近海カツオ一本釣り漁業は、重要な主幹産業となっている。

年間を通して温暖な気候と、降り注ぐ太陽の光が眩しい南郷町の目井津漁港は、豊富な魚が水揚げされる県内屈指の漁港。その中でも3〜6月が旬の定置網で漁獲される90g以上のマアジが、「めいつ美々鰺」としてブランド化されている。徹底した鮮度管理によって美味さや美しさにとことんこだわっており、特に脂ののった「三ツ星」は極上の逸品だという。

日向夏は、今から約200年前に今の宮崎市の民家で発見された柑橘。宮崎の地は古来、日向国と呼ばれていたことから「日向夏」と名付けられたという。12〜5月が旬の日向夏は、白皮に甘みがあり、果肉と一緒に食べることで、他の柑橘にはない独特の風味を味わうことができる。

「みやざきめろめろメロン」は、小林市で作られたアールスメロンの中でも、光センサーでの全量検査により糖度13.5度以上の基準をクリアし、形、大きさ、外観に優れたもの。旬は11〜7月で、みやざきブランドに認証されている。

「みやざき新たまねぎ」は、冬期の温暖な気候と豊富な日照時間を活かして、1月下旬頃から出荷が始まる。みずみずしく甘みがあり、辛味も少なく、歯触りも良いことが特長で、サラダや刺身(初かつお等)のツマなど生食用としても人気だ。1〜5月が旬で、出荷時期によって「葉付き」または「切り玉」の状態で出荷されている。

10〜6月が旬の「みやざきビタミンピーマン」は、2017年から栄養機能食品(ビタミンC)としての販売を開始しており、みやざきブランドに認証されている。宮崎県は、冬季温暖、多日照という気象条件に恵まれ、冬春ピーマン(促成栽培)の産地として、冬春期は全国生産量の約30%のシェアを誇るという。

原木椎茸栽培が盛んな宮崎県で作られる11〜4月が旬の「みやざき乾しいたけ」は、県内外に「みやざき乾しいたけ」の認定店が50店舗認定されているほど、県民にはなじみ深い食材。最近では宮崎のソウルフード「チキン南蛮」と同様に、「椎茸(なば)南蛮」が食べられるお店も出てきているという。
食材の宝庫・宮崎県で育つ春の食材を堪能してみては。
宮崎県 HP:https://www.pref.miyazaki.lg.jp
(yukari)